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介護保険 みまもりCUBE 特集 費用を最大9割削減できる可能性

みまもりCUBEは介護保険で安くなる
一般版と保険版の違い・費用・
申請手順をわかりやすく解説

Wi-Fi不要の見守りカメラ「みまもりCUBE」には、介護保険が適用できる福祉用具版があります。条件を満たせば月額自己負担が¥1,210〜になる場合も。費用の実態と手続きの流れをまとめました。

介護保険適用 認知症老人徘徊感知機器 要介護2以上 ケアマネ相談 費用シミュレーション Wi-Fiなし
kaigo-note.net 編集部2025年6月更新 / 在宅介護経験者による実用情報
読了目安 約8分 📋 費用早見表あり

見守りカメラを探していて「Wi-Fi不要」というキーワードでたどり着く方が多い「みまもりCUBE」。月額費用がかかるのがネックと思われがちですが、実は介護保険が適用できる専用モデルが存在します。

条件を満たせば、通常は月額1万円以上かかるレンタル費用が、自己負担1割なら月¥1,210程度まで下がります。この記事では、一般版と介護保険版の違い・適用条件・実際の費用・申請の流れを、介護経験者の視点からわかりやすくまとめます。

1. みまもりCUBEとは何か

What is Mimamori CUBE?

みまもりCUBEは、株式会社ラムロックが提供するSIM内蔵型の見守りカメラです。最大の特徴はWi-Fi・インターネット環境が不要なこと。コンセントに挿すだけで、離れた場所からスマートフォンで親の様子をリアルタイムに確認できます。

主な機能

📷 みまもりCUBE の基本機能
  • リアルタイム映像確認:スマートフォン・タブレット・PCからいつでも映像を確認できる
  • 動作検知+画像付きメール通知:玄関を出る・ベッドから離床するなどの動作を検知して通知
  • 双方向音声会話:カメラ越しに話しかけることができる(親から発信はできない仕様)
  • 呼び出しボタン連携:親がボタンを押すと家族にメール通知が届く
  • Wi-Fi不要:SIMカード内蔵のため、インターネット回線がない実家でもそのまま使用可能
  • 天井設置対応:天井取り付けで約6畳の広範囲をカバーできる
⚠️ みまもりCUBEが特に向いているケース
  • 親の家にWi-Fiがなく、設置工事をしたくない
  • 認知症があり徘徊・離床の検知が必要
  • 設置・操作をできるだけシンプルにしたい
  • 介護保険を使ってコストを抑えたい(条件あり)

2. 一般版と介護保険版の2種類がある

Two Types: General vs Insurance-covered

みまもりCUBEには一般レンタル版介護保険適用版(ラムロックアイズ みまもりCUBE-S)の2種類があります。機能は同じですが、契約先・費用体系・申請方法が大きく異なります。

General Rental ── 一般版
みまもりCUBE
誰でも契約可能・公式サイトから申込
  • 介護認定・認知症診断は不要
  • 公式サイトから直接申し込める
  • レンタル料は全額自己負担
  • 通信費:月額約¥1,650(別途)
  • 初期費用:約¥3,850(初月のみ)
  • 契約先:株式会社ラムロック
介護認定不要
Insurance ── 介護保険版
ラムロックアイズ みまもりCUBE-S
厚生労働大臣指定・福祉用具認定品
  • 要介護2以上(または例外給付)が必要
  • ケアマネジャーを通じて申請
  • レンタル料の1〜3割のみ自己負担
  • 通信費:月額約¥1,650(介護保険対象外)
  • 初期費用:約¥3,850(介護保険対象外)
  • 契約先:福祉用具貸与事業所
介護保険適用
💡 機能の違いはない。違うのは「費用と申請ルート」だけ

一般版と保険版でカメラ本体の機能に違いはありません。介護保険を使うかどうかで、月々の自己負担額が大きく変わります。条件を満たしているなら、保険版を選ばない理由はほぼありません。

3. 介護保険が使える条件

Eligibility Conditions

みまもりCUBEの介護保険版は、厚生労働大臣が定める福祉用具「認知症老人徘徊感知機器」として認定されています。この区分の介護保険を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。

✅ 介護保険適用の条件(いずれかを満たす必要があります)
  • 要介護2以上の認定を受けている 要支援1・2、要介護1の方は原則対象外。ただし例外給付の制度があります(後述)。
  • + さらに以下のいずれかが必要
  • 認知症の診断を受けている
  • 徘徊でお困りの状態にあると認められる
  • 例外給付(軽度者申請)として保険者(市区町村)に認められた場合 要介護2未満でも、徘徊感知機器が必要と認められれば適用される場合があります。詳細はケアマネジャーに相談してください。
📌 「要介護2に満たなくても使える場合がある」

要介護1以下でも「例外給付」として保険者(市区町村)に認められれば介護保険が適用されることがあります。「うちは要介護1だから無理」と諦める前に、まずケアマネジャーに相談することをおすすめします。

「認知症老人徘徊感知機器」とは何か

介護保険における福祉用具の区分のひとつで、認知症の方の徘徊の兆候を感知して家族に知らせる機器が対象です。みまもりCUBEの介護保険版はこの区分で認定されており、玄関を出ようとする動作・ベッドからの離床などを検知する機能が評価されています。

この区分でのレンタル利用者数は年々増加しており、在宅介護での認知症見守りに広く活用されています。

4. 費用シミュレーション

Cost Simulation

実際にどのくらいかかるか、負担割合別に試算します。レンタル料金は福祉用具貸与事業所によって異なりますが、月額希望レンタル料¥12,100を参考例として計算しています。

みまもりCUBE 一般版と介護保険版の月額費用比較 一般版は月額約13,750円、介護保険1割負担版は月額約2,860円という費用の比較図 一般版(保険なし) 月額 約¥13,750〜 レンタル料 ¥12,100(全額) 通信費 ¥1,650 介護認定不要・公式サイトより直接申込 初期費用 ¥3,850(初月のみ・保険対象外) 介護保険版(1割負担の場合) 月額 約¥2,860〜 レンタル料 ¥1,210(1割自己負担) 通信費 ¥1,650 要介護2以上+認知症診断・ケアマネ経由 初期費用 ¥3,850(初月のみ・保険対象外) 差額 約¥10,890/月 年間で最大 約¥130,680 の節約になる可能性
💴 介護保険版:負担割合別 月額費用の目安
負担割合 対象者の目安 本体レンタル料(自己負担) 通信費(別途) 月額合計目安
1割負担 一般的な低〜中所得の方 ¥1,210〜 約¥1,650 約¥2,860〜
2割負担 一定以上の所得がある方 ¥2,420〜 約¥1,650 約¥4,070〜
3割負担 現役並み所得の方 ¥3,630〜 約¥1,650 約¥5,280〜
一般版(保険なし) 介護認定なし・条件不一致の方 ¥12,100〜(全額) 約¥1,650 約¥13,750〜
※レンタル料は事業所により異なります。上記は参考例(月額希望レンタル料¥12,100を基準)。通信費・初期費用(初月のみ約¥3,850)は介護保険対象外のため全額自己負担。
📊 わかりやすく比較すると

1割負担の場合、一般版と比べて月額で約¥10,890の差が生まれます。年間に換算すると約¥130,680の差です。条件を満たしているなら、介護保険版を選ぶことが経済的に大きなメリットになります。

「介護保険の支給限度額」との関係

介護保険には月ごとの支給限度額があります。みまもりCUBEのレンタルはこの限度額の中に含まれるため、他の福祉用具(ベッド・車いすなど)と合わせて限度額を超えた分は全額自己負担になります。他の福祉用具をすでに多く使っている場合は、ケアマネジャーに限度額の残りを確認することをおすすめします。

5. 申請の流れ

How to Apply

介護保険でみまもりCUBEを使うには、直接公式サイトで申し込むのではなく、ケアマネジャーを通じてケアプランに組み込む手順が必要です。流れを確認しておきましょう。

みまもりCUBE介護保険版の申請フロー5ステップ ケアマネ相談から設置・利用開始までの5ステップ 1 ケアマネジャーに相談する 「みまもりCUBEを介護保険で使いたい」と伝える。要介護度・認知症・徘徊の状況を確認 要介護2以上+認知症・徘徊あり → 適用可  /  要介護1以下 → 例外給付申請の可能性あり(要確認) 判断 2 ケアプランに「認知症老人徘徊感知機器」として組み込む ケアマネジャーが計画書を作成。支給限度額の残り額も同時に確認しておく 3 福祉用具貸与事業所で契約する みまもりCUBE-S取扱事業所へ連絡。取扱が不明な場合はラムロック社に問い合わせ可 4 事業所スタッフが訪問して設置・説明 設置場所を相談しながら決定。デモ設置(お試し)も事前に依頼できる
利用開始 — 自己負担 月¥1,210〜(1割負担)+通信費¥1,650
1
ケアマネジャーに相談する
「みまもりCUBEを介護保険で使いたい」と伝えます。要介護度・認知症の状況・徘徊の有無などを確認した上で、適用可能かどうかを判断してもらえます。「要介護1だから無理」と自己判断せず、まず相談するのが重要です。
2
ケアプランに「認知症老人徘徊感知機器」を組み込む
ケアマネジャーが作成するケアプランに、みまもりCUBEのレンタルを含めてもらいます。軽度者(要介護1以下)の場合は「例外給付申請」の手続きが別途必要になる場合があります。
3
福祉用具貸与事業所に連絡・契約
ケアマネジャーから紹介された、またはケアマネジャーと連携している福祉用具貸与事業所に連絡します。みまもりCUBE-Sを取り扱っている事業所かどうか確認が必要です。不明な場合はラムロック社に問い合わせると紹介してもらえます。
4
事業所のスタッフが設置・説明に来る
福祉用具貸与事業所の担当者が自宅を訪問し、みまもりCUBEの設置と使い方の説明を行います。設置場所の調整も一緒に行ってもらえます。
5
利用開始・定期的なモニタリング
利用開始後もケアマネジャーによる定期的なモニタリングがあります。状況が変わった場合(要介護度の変更・徘徊が落ち着いたなど)はケアプランの見直しが行われます。
⚠️ デモ設置(お試し設置)が可能

介護保険版のみまもりCUBE-Sは、希望すればデモ設置(お試し設置)ができます。契約前に実際の映像確認や操作感を試せるため、「本当に使えるか不安」という方は利用の福祉用具貸与事業所に申し出てみてください。

6. 一般版と保険版、どちらが向いているか

Which Version to Choose?

状況 おすすめ 理由
要介護2以上・認知症あり・徘徊が心配 介護保険版 月額コストが大幅に下がる。条件を満たすなら必ず保険版を選ぶべき
要介護1以下・認知症なし まずケアマネに相談 例外給付で適用できる可能性がある。自己判断で諦めないこと
介護認定を受けていない(自立・要支援なし) 一般版 介護保険は使えないため一般版が唯一の選択肢
急ぎで設置したい・すぐに使いたい 一般版(暫定) 保険版はケアプラン作成〜設置まで数週間かかることがある。一般版でまず開始し、後から保険版に切り替えることも可能
認知症がなく、徘徊の心配もない
(安否確認・様子確認が目的)
一般版 or 他カメラ検討 保険版の適用条件を満たさない可能性が高い。Wi-Fiがあれば通常のネットワークカメラのほうがコスパが良い
💡 一般版から保険版への切り替えも可能

急ぎで一般版を契約した後、要介護認定が下りた・認知症の診断が出たなどの場合、途中から介護保険版に切り替えることができます。ただし切り替え時に初期費用が再度発生する場合があるため、事前に確認しておくと安心です。

7. よくある質問

FAQ

QWi-Fiがない実家でも本当に使えますか?
はい、使えます。みまもりCUBEにはSIMカードが内蔵されており、コンセントに挿すだけでLTE回線を通じてスマートフォンと接続されます。インターネット回線の工事は不要です。ただし通信費(月額約¥1,650)は別途かかります。
Q複数台設置したい場合はどうなりますか?
介護保険版の場合、台数分のケアプランへの組み込みが必要で、台数分の費用がかかります。ただし徘徊感知の目的であれば1台(玄関付近)で多くのケースに対応できます。複数台が必要な場合はケアマネジャーと相談してください。なお通信量は1台につき月10GBが上限です。
Q家族(複数人)で映像を見ることはできますか?
可能です。カメラを追加したアカウントのID・パスワードを家族で共有する方法と、ホームシェアリング機能で共有する方法の2通りがあります。ただし、見守られる方のプライバシーへの配慮から、共有する家族は必要最小限にすることをおすすめします。
Qカメラが壊れた場合の修理費用はどうなりますか?
レンタル商品のため、経年劣化による故障は費用不要で対応してもらえます(事業所による確認が必要)。ただし、故意の破損や水没などは別途費用がかかる場合があります。
Q介護保険版の「通信費」は保険で賄えますか?
通信費は介護保険の対象外のため、全額自己負担です。月額約¥1,650が別途かかります。この点は一般版も介護保険版も同じです。また初期費用(約¥3,850・初月のみ)も保険対象外です。
Q使わなくなったら解約できますか?
はい、解約可能です。ただし解約後に再開すると初期費用が再度発生します。「しばらく様子を見てから再開したい」という場合は、一時中断の可否を事業所に相談してみてください。

まとめ

Next Step
まずはケアマネジャーに相談してみてください
「要介護2未満だから無理」と諦める前に、例外給付の可能性も含めてケアマネジャーに確認することが最初のステップです。みまもりCUBEの公式サイトでは、取り扱い事業所の問い合わせにも対応しています。
みまもりCUBE 公式サイトで詳細を確認する →
✦ 介護保険版の取り扱い事業所も公式サイトより問い合わせ可