親が突然入院したら、最初にやること全部
【緊急対応から退院準備まで】
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「入院です」と言われた瞬間、頭が真っ白になりました。何を持っていけばいい?手続きは?お金は?——母の緊急入院を実際に経験して「もっと早く知りたかった」と思ったことを、すべてまとめます。この記事を最初から読めば、入院当日から退院まで、やることがぜんぶわかります。
1 入院当日〜24時間以内にやること
突然の入院連絡は、誰でも焦ります。でも最初の24時間でやるべきことは、実はそれほど多くありません。優先順位を決めて、一つずつ動きましょう。
- 病院から渡された書類・同意書にサインする
- 保険証・診察券・お薬手帳を持参する
- 緊急連絡先として家族・兄弟に連絡する
- 入院費用の支払い方法を確認する(現金・カード)
保険証・書類を準備する
健康保険証、診察券、お薬手帳は最優先で用意します。入院受付で一式まとめて提出することが多いので、クリアファイルにまとめておくと便利です。介護保険証もある場合は一緒に持参しましょう。マイナンバーカードを健康保険証として利用している場合は、カード本体を忘れずに持参してください。
入院同意書・手続き書類にサイン
病院から複数の書類が渡されます。手術や処置が必要な場合はその同意書も。焦らず内容を確認してサインしましょう。わからないことは遠慮なく看護師・ソーシャルワーカーに聞いてください。
高額療養費制度の「限度額認定証」を申請する
これを事前に用意しておくと、窓口での支払いが自己負担限度額までで済みます。加入している健康保険(会社の保険組合・協会けんぽ・国民健康保険など)に連絡して申請します。後から申請しても払い戻しは受けられますが、窓口での一時負担を減らすなら入院直後に動くのがベストです。
当面の持ち物を揃える
入院初日に最低限必要なものを持参します。翌日以降に追加で持ち込むものは急がなくて大丈夫。まずは「今夜を乗り切る」ものだけに絞りましょう。
職場・兄弟・関係者に連絡する
家族や兄弟への連絡は早めに。介護の分担が必要になる場合もあるので、状況を共有しておきましょう。職場への連絡も忘れずに。
母の緊急入院のとき、私は「保険証を持ってきてください」と言われたのに、どの保険証か一瞬わからなくなりました。健康保険証と介護保険証、両方必要でした。焦っているときほど頭が働かないので、事前にどこにあるか把握しておくことをおすすめします。
限度額認定証は、入院が決まってから申請しても間に合いました。協会けんぽはオンラインで申請できるので意外と簡単です。
入院後に本人が意識を失ったり、意思疎通が難しくなるケースがあります。その前に、以下を必ず確認・共有しておきましょう。
- 銀行・キャッシュカードの暗証番号
- スマートフォンのロック解除PIN・パスコード
- マイナンバーカードの暗証番号
- 各種サービス(医療機関のオンラインシステム等)のID・パスワード
- 保険証・通帳・印鑑の保管場所
「元気なうちに聞いておけばよかった」という後悔は非常に多いです。入院が決まったら、できるだけ早く確認しておいてください。
2 必要な持ち物【カテゴリ別完全リスト】
「何を持っていけばいいか」は入院の状況(急性期・リハビリ・長期)によって変わりますが、ほぼ共通して必要なものをカテゴリ別にまとめます。
📄 書類・手続き関連(最優先)
| 持ち物 | 備考 | リンク |
|---|---|---|
| 健康保険証 / マイナンバーカード必須 | マイナ保険証利用の場合はカード本体を持参。忘れると自費扱いになることも | — |
| 介護保険証必須 | 介護認定を受けている場合 | — |
| 診察券必須 | 既に通院している場合 | — |
| お薬手帳必須 | 服用中の薬を医師が確認 | — |
| 限度額認定証推奨 | 事前申請で窓口負担を抑えられる | — |
| 緊急連絡先メモ | 家族・ケアマネ・かかりつけ医など | 🛒 メモ帳 |
| 印鑑 | 自治体・病院による | — |
🧥 衣類・日常生活用品
| 持ち物 | 備考 | リンク |
|---|---|---|
| パジャマ(2〜3セット)レンタルあり | 前開きが点滴・検査に便利 | 🛒 前開きパジャマ 🛍 楽天 |
| 下着・靴下必須 | 洗濯できない場合は多めに | 🛒 滑り止め靴下 |
| 室内履き必須 | スリッパ禁止の病院も。滑らないものを | 🛒 室内履き |
| タオル・バスタオルレンタルあり | 各2〜3枚。サイズ指定がある場合も | 🛒 速乾タオル |
| ティッシュ(1箱) | 備え付けがない病院も多い | 🛒 ティッシュ |
| 軽い羽織り | 病室の冷房が効きすぎていることが多い | 🛒 薄手カーディガン |
🪥 洗面・衛生用品
| 持ち物 | 備考 | リンク |
|---|---|---|
| 歯ブラシ・歯磨き粉必須 | 電動歯ブラシは使用確認を | 🛒 歯ブラシ |
| ボディソープ・石けん | 旅行用の小さいサイズが便利 | 🛒 ボディソープ |
| シャンプー・コンディショナー | 入浴できる状態になってから使用 | 🛒 シャンプー |
| 洗面用カップ | 割れにくいプラスチック製。うがい・薬服用に | 🛒 洗面カップ |
| マスク・除菌シート | 感染予防に。多めに持参 | 🛒 マスク |
| 大人用紙おむつ寝たきりの方 | 病院支給の場合もあり。事前確認を | 🛒 大人用おむつ 🛍 楽天 |
📱 デジタル・便利グッズ
| 持ち物 | 備考 | リンク |
|---|---|---|
| スマホ・充電器必須 | 2m以上の長めケーブルがおすすめ | 🛒 充電ケーブル 🛍 楽天で見る |
| イヤホン必須 | 大部屋ではテレビ視聴に必須。有線が安心 | 🛒 有線イヤホン 🛍 楽天 |
| 延長コード | コンセントがベッドから遠い場合に重宝 | 🛒 延長コード |
| モバイルバッテリー | 充電できない時間帯の備えに | 🛒 モバイルバッテリー |
🛋 快適グッズ(長期入院ほど重要)
| 持ち物 | 備考 | リンク |
|---|---|---|
| アイマスク・耳栓 | 大部屋では消灯後も光・音が気になる | 🛒 アイマスク・耳栓 |
| 小さめクッション・枕 | 病院の枕が合わない方に | 🛒 旅行用枕 |
| ストロー付きウォーターボトル | 横になったまま飲めるストロータイプが便利 | 🛒 ストローボトル |
| 箸・スプーン・カップ | 支給されない病院も。プラスチック製が安心 | 🛒 食器セット |
| メモ帳・ペン | 医師への質問・体調記録に | 🛒 メモ帳 |
イヤホンは「売店で買えばいい」と思っていたのですが、病院の売店は品揃えが少なく割高でした。Amazonで事前に買っておく方が断然よかったです。有線イヤホンで十分です。
延長コードは本当に持っていってよかった一品。ベッドからコンセントまで遠くて、充電しながらスマホが使えない状況が続いていました。
3 入院中にかかるお金の現実
「治療費だけ払えばいいと思っていた」——退院時の請求書を見て、多くの人が驚きます。治療費以外の費用が毎月じわじわとかかります。
うちの場合、リハビリ病院での費用は月約15万円でした。医療費の自己負担分に加えて、おむつ・パジャマレンタル・テレビカードが積み重なっていく感じです。「治療費だけ」と思っていると、退院時の請求書を見て驚くことになります。
4 家族がやっておくべき手続き
入院中、本人が動けない間に家族側でやっておくべき手続きがあります。後回しにすると退院後に慌てることになるので、入院中に少しずつ進めておきましょう。
介護保険の申請(まだの場合)
要介護認定を受けていない場合は、入院中に申請を進めておくのがベストです。結果が出るまで約1か月かかるので、退院後すぐにサービスを使うには早めに動く必要があります。ケアマネジャーに代行してもらうのが一番スムーズです。
ケアマネジャーへの相談
すでにケアマネジャーがいる場合は、入院の報告と退院後のケアプラン見直しを相談しておきましょう。退院後に必要な福祉用具(介護ベッド・手すりなど)の手配も、退院前から動いておく必要があります。
医療ソーシャルワーカー(MSW)への相談
転院や退院後の生活に不安がある場合は、病院の医療ソーシャルワーカーに相談しましょう。費用の相談、リハビリ病院の紹介、在宅サービスの情報提供など幅広く対応してくれます。「MSWさんに相談したい」と看護師に伝えれば繋いでもらえます。
高額療養費の申請
入院費の自己負担が高額になる場合、高額療養費制度で払い戻しを受けられます。限度額認定証を事前に取得していれば窓口負担を抑えられますが、後から申請しても払い戻しは受けられます(申請期限:診療月の翌月1日から2年以内)。
自宅の退院受け入れ準備
退院後に自宅で介護が必要になる場合、部屋の環境を整えておく必要があります。介護ベッド・手すり・車椅子などの福祉用具は介護保険でレンタルできます。ケアマネジャーに相談すれば業者を紹介してもらえます。
5 退院に向けた準備
退院は「病院を出る日」ではなく「在宅介護が始まる日」です。退院後の生活を見越して、入院中から準備を進めておくことが重要です。
リハビリ病院への転院を検討する
急性期病院での治療が終わったあと、すぐに在宅に戻るのが難しい場合はリハビリ病院(回復期リハビリテーション病棟)への転院が選択肢になります。集中的なリハビリを受けながら、在宅復帰に向けた準備ができます。主治医・医療ソーシャルワーカーに相談してみましょう。
在宅介護グッズを揃える
退院後に自宅で介護する場合、介護ベッド・手すり・車椅子・歩行器などが必要になることがあります。介護保険を使えば月々1割負担でレンタルできます。退院日に間に合うよう、退院の1〜2週間前から手配を始めましょう。
在宅サービスの手配
訪問介護・デイサービス・訪問看護など、退院後に必要なサービスをケアマネジャーと一緒に決めておきます。サービス事業者との契約も退院前に済ませておくと、退院当日からサービスを受けられます。
母が退院するとき、介護ベッドの手配を退院3日前に始めて、ギリギリ間に合いました。ケアマネジャーが業者を紹介してくれて、退院当日には設置が完了していました。でも本当はもっと早く動くべきでした。退院日が決まったらすぐに動き始めることをおすすめします。
印刷すると画面上のリンク・広告は非表示になり、チェックリストのみが印刷されます。
- □健康保険証 / マイナンバーカード(マイナ保険証の場合)必須
- □介護保険証(認定を受けている場合)必須
- □診察券 必須
- □お薬手帳 必須
- □限度額適用認定証(事前申請)推奨
- □入院同意書・問診票(病院から渡された書類)
- □緊急連絡先一覧(家族・ケアマネ・かかりつけ医)
- □印鑑(自治体・病院による)
- □服用中の薬(現物)
- □パジャマ・寝間着(2〜3セット/前開き推奨)レンタルあり
- □下着・靴下(必要日数分)
- □室内用の履物(滑り止め付き)必須
- □タオル・バスタオル(各2〜3枚)レンタルあり
- □ティッシュペーパー(1箱)
- □軽い羽織り(カーディガン等)
- □大人用紙おむつ(寝たきりの方)
- □歯ブラシ・歯磨き粉 必須
- □石けん・ボディソープ(旅行用サイズ)
- □シャンプー・コンディショナー
- □洗面用カップ(プラスチック製)
- □くし・髭剃り(電動の場合は病院規定確認)
- □マスク・除菌シート(多めに)
- □保湿クリーム(長期入院の場合)
- □スマートフォン・充電器(2m以上の長めケーブル)必須
- □イヤホン(有線)必須
- □延長コード
- □モバイルバッテリー
- □タブレット・電子書籍(長期入院の場合)
- □アイマスク・耳栓(大部屋の場合)
- □小さめクッション・枕
- □ストロー付きウォーターボトル
- □箸・スプーン・カップ(支給されない病院も)
- □メモ帳・ペン(医師への質問・体調記録に)
- □帽子・日焼け止め(外出許可が出た場合)
- □高額療養費・限度額認定証の申請
- □銀行・スマホ・マイナンバーカードのパスワード確認重要
- □通帳・印鑑・保険証の保管場所を確認重要
- □介護保険の申請(まだの場合)
- □ケアマネジャーへの連絡・相談
- □医療ソーシャルワーカー(MSW)への相談
- □職場・兄弟・関係者への連絡
- □退院後の在宅介護グッズの手配(退院2週間前から)
- □在宅サービス(訪問介護・デイサービス等)の手配
- □リハビリ病院への転院検討(必要な場合)